Tern Verge N8はコスパ抜群のミニベロ。
以前からご紹介している通り、私はブロンプトンもTern Verge N8も両方愛用してサイクリングしまくっています。
しかしこんなコスパ抜群のTern Verge N8でも、購入を迷ってる方は結構多い。
そこで今回はこんな方向けの記事
その気持ちわかります。私が購入までそんな気持ちでした(笑
その言葉にならない不安、深堀りしながら「買えない理由はなんなのか?」を一緒に考えていきましょう。
買えない理由①:値段が高い
まぁまずはこれでしょうね。”値段が高そう”
こういうスポーツサイクル系の自転車は15万円くらいと結構お高いものです。
しかしTern Verge N8は比較的お安めで、だいたい8万円代で購入ができます。
この8万円はサイクリングが趣味じゃない人にとっては充分高い。
一方普段から輪行をする人から見ると安い。
かなり安い。
その理由は以前記事にもしているけど”完成度がかなり高い”から。
かなりいろんな用途に使えるし、用途にあわせたカスタマイズも自在。
どうしても高い!と思う方はこの方法で資金捻出をしましょう。
買えない理由②:折りたたみが面倒な気がする
折りたたみの懸念。コレもよくある不安ですね。
折りたたみ自転車はメーカーによって、かなり差があります。
そのため結構複雑な折りたたみ手法のメーカーも存在するわけです。
しかしながらTern Verge N8はひとめでわかるレベルで、折りたたみが簡単です。
というのも非常にオーソドックスな折りたたみ機構をしているから。
①真ん中を二つ折りにして、②サドルを下げて、③ハンドルを曲げる。
これだけなんです。
一度折りたためば忘れることはないレベルで簡単です。
買えない理由③:走らなそう。
おおーっと、「走らなそう」というよくある不安来ました!
はっきり言いましょう。これは完全に勘違いですね。
実は私も購入前はおりたたみ自転車全般的に「走り」に関しては、ちょっと失望してました。
なので、折りたたみ自転車って爽快感のある走りはできないんだな・・・と思ってたわけです。
しかし、それはTern Verge N8で覆りました。
くわしくは参照記事をお読みください。
走りについての不満はまったくないレベルです。
買えない理由④:飽きたときに再販価格安そう
気が早いですね。もう飽きたときの心配ですか。
とはいえ安い買い物ではありません。いちおうリセール(再販)のことも考えておく必要はあります。
でも安心してください。
Tern Verge N8は一流メーカーの製品であり、かつ人気も結構ある車種です。
そのためヤフオクやメルカリなどのオークションで売れば、6~7万円程度になります。
また8万円で購入して1年使利用。その後6,5万円で売れるとします。
すると差し引き1.5万円でVerge N8に乗れたことになります。
これだけ満足度の高い車種を1年間1.5万円でVerge N8のれるなら十分安いと感じます。(ほとんどの人は満足して結局、売らなくなるパターンだと思う。所有欲的にも手放せない)
買えない理由⑤:転がし輪行できないので面倒そう
Tern Verge N8を買う人は輪行したい人も多いですね。
しかしTern Verge N8はブロンプトンと違い、キャスターが付いてません。
そのため多くの人がこう思うわけです。
はい。そうなんです・・・と言いたいところですが、幸いにもオプションとしてコレが発売されました。
これのおかげで転がし輪行可能です。詳しくはレビューをたくさん書いてますのでお読みください。
特殊な方法ですが、キャリーカートを使う方法もあります。コスパは抜群です。
買えない理由⑥:おりたたみ機構が弱そう
折りたたみ自転車の宿命。折りたたみ機構の強度の問題です。
折りたたみが貧弱だと、ガタツキや軋みが発生します。
そして最悪の場合、折りたたみが解除されます。そうなると走行中の転倒という最悪の事態が。
でもTern Verge N8の折りたたみ機構かなり強固です。
私は雨の日も含めてガンガン乗って、激坂もグングン登るという過酷な利用っぷりです。
でも全然折りたたみ機構が弱ってません。
また、折りたたみ機構にロックが付いてるのも超好感がもてます。(赤いパーツ)
これがあれば走行中の折りたたみ解除は避けられます。
企業のものつくりの姿勢として超Goodです。
買えない理由⑦:重そう
折りたたみ時点車は重い。これは一定の事実としてあります。
というのも折りたたみ機構を実現するために部品が多くなります。
また折りたたみ部分の強度を保つため、厚みを増やしたりサスペンションでカバーしたり、重くなりがち。
なので事実としてVerge N8はロードバイクと比べれば明らかに重いです。
しかし重いといってもVerge N8は11kgです。折りたたみ界の重鎮であるブロンプトンなどよりは1kg程度軽いわけです。
強度を下げれば、Verge N8ももっと軽量化もできたはずです。
でも「乗り物の基本理念」としては安全が最優先される方がいいわけです。
なので安全を度外視した軽量化よりも、コレくらいの重さで良しかな、と思ってます。
買えない理由⑧:ギア8速で少なくないか?
これははっきり言って、充分です。
たしかにロードバイクの22速なんかと比べると、すくなく感じますよね。
でも実際は8速あればほとんどの場面で対応できます。
私は斜度25度くらいの激しめのヒルクライムでも、Verge N8を使います。
でもヒルクライムギアとして十分軽くて適切です。
また走行中に「もっと軽いギアがあればなぁ」的なストレスを感じたことがありません。
ギアが足りないと、じわじわとストレスがたまり「この自転車じゃなくて〇〇のミニベロであれば・・・」とよぎって次のミニベロが欲しくなってしまいます。
これが多くのサイクリストによくあるパターン。
しかしVerge N8でコレを感じたこともありません。
買えない理由⑨:中途半端そう
走れるし、輪行もできる。
はっきり言って、Tern Verge N8はすごいわけです。でも言い方を変えると中途半端とも言えます。
もう少し説明しましょう。
Verge N8はミニベロとしてはよく走ります。でもロードバイクよりは走らない。
Verge N8は折りたたんで転がし輪行できる。でもブロンプトンよりはコンパクトではない。
つまり中登半端。
たしかにそう考えることもできます。
しかし、これまでこの2者を埋めることのできる、存在はなかなかありませんでした。
そんな状況の中その空白を埋めたのが、Tern Verge N8なのです。
使ってみるとわかりますが、Tern Verge N8は「中途半端」というよりも「双方の良いところどりをした」という感想を抱けると思います。
買えない理由⓾:メンテナンス大変そう(近くにサイクルショップがない)
なんとなくメンテナンスが大変そうなイメージあるかも。
でも安心してください。基本的にはロードバイクの部品がほぼ流用できます。
ロードバイクのメンテナンスって割とラク。ロードのメンテナンスができればTern Verge N8のメンテナンスも楽々できます。
ブロンプトンも慣れればメンテナンスできるんだけど、初心者にはとっつきにくい。
一方、Verge N8は近くにスポーツサイクルショップが無くてもOK。
Tern Verge N8なら構造が普通なので普通の自転車屋でも修理してもらえます。(ブロンプトンは街の自転車屋では修理を断られることもある)
まとめ
みなさんの購入前の不安は解消されたでしょうか。
きっとされましたね!(強制)
個人的にはVerge N8は購入する価値が充分あるといって良いでしょう。
実際Verge N8を愛用(酷使)してるわけですが、この完成度で現価格はかなり割安と感じてます。
転がし輪行ができるミニベロも数少ないので、Verge N8は非常におすすめできます。